ダイレクトクラウンは、歯型を採らず、1歯ずつパッケージングされた、既成の成形可能なクラウン(ハイブリッドセラミックス)を、チェアサイドで調整して作ります。

ダイレクトクラウン
クラウンは、トリミング→マージン調整→咬合面形態付与 等の工程を経て、患者さまに適した形にしたあと、光を照射して重合させて固めます。最後に咬み合わせを調整し研磨・艶出を施してから、装着すれば治療完了です。
ダイレクトクラウンの特徴
1.技工料がかからないので、安くできる
2.ナノテクノロジーにより、硬化後の強度と審美性に優れる
3.金属を使用しないので、金属アレルギーが起こりにくい
※費用について:自由診療で使われるオールセラミックは、当院では1本¥100,000(税別)~ですが、ダイレクトクラウンは、1本¥45,000(税別)~です。
Case Study

1. 支台歯形成

2. トリミング

3. マージン調整

4. 咬合面形態付与

5. 重合

6. 形態修正・研磨・艶出し

7. 装着

8. セット完了
ナノテクノロジー
2種類のナノフィラーを採用することで、表面が摩耗しても、フィラーサイズが4~20nmと超微粒子のため、削り取られるサイズもナノメーターサイズに留まり、凹凸ができにくく、滑沢性が持続します。
ナノフィラーをクラスター化(結合構造化)することで配合量が増え、高い強度と低摩耗性を実現します。